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ありふれた写真館@ブログ

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2001年 02月 21日

ロバート・キャパ

お休みの日の朝。ちょっと寒かったね、今朝は。8時ごろ起きる。
午前中にいつもの床屋さんに行き、そのあと生桑で買い物。本屋ではカメラ雑誌をひととおり立ち読み。ニコンのFM3Aは、おおむね好意的に評価されているみたい。マニュアル機の復権なるか?

午後からはトイレ掃除をして、それからホームページの更新準備など。扉ページの「NICE SHOT」や「名古屋ワンダーランド」の準備にはそんなに時間がかからないし、最近始めた「D660U」も、今は楽しい。問題は「お散歩写真」で、最近はネタ不足気味。もう少し暖かくなって街に緑があふれてきたら、また活動再開の時なんだけど‥。

夕方に少し昼寝をしてから、日曜日に録画しておいたテレビ朝日の「100人の20世紀」を見る。今回はロバート・キャパだったので、何としても見たかったのだ。
キャパは報道カメラマンとして有名な人で、「トロツキーの演説」がデビュー作。その後スペイン内戦や連合軍のノルマンディー上陸作戦などを撮り続けて、戦争写真家として知られていくんだけど、けっこうフツーの写真も撮ってる。その写真がなかなかいいんだよねぇ~、すごく優しい感じが伝わってくるんだなぁ‥。

1954年に日本に来て、そこからインドシナ内戦の現場に渡り、現地にて地雷を踏んで死んでしまった。40才のすごくあっけない最期。当時ニコンが開発したばかりのカメラをいたく気に入り、最後の写真もそのニコンで撮った。で、その写真がね~、草原を数人の兵士が銃を肩に下げて歩いているという構図なんだけど、すごく緊張感がないの。みんなぶらぶら歩いてる感じ。まぎれもなくそこに写っているのは戦場なのに、なぜだか天国みたいに感じた。

この番組を見たら、またカメラを持ってどこかに出かけたくなりました。

by caps2_kana604 | 2001-02-21 22:23 | テレビ・映画・CM


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