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カテゴリ:読書( 2 )


2015年 04月 01日

2015年3月に読んだ本

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:784ページ
ナイス数:33ナイス

国語入試問題必勝法 (講談社文庫)国語入試問題必勝法 (講談社文庫)感想
学生のころ、友人に勧められて表題作のみ読みました(笑)20年以上ぶりで読んだけど‥表題作の面白さは色褪せることないですね。マジメに面白おかしいし、何しろ権威を小馬鹿にする感じって楽しいです。『猿蟹合戦とは何か』は、丸谷才一さんの作品を少しでも読んだことがあるかないかで全く見方が違うでせうね。とくに「ちよつとむだ話を」の項の暴れつぷりが好きです。『時代食堂の特別料理』『靄の中の終章』は、どちらも素晴らしい!清水さん、こんな文章も書けるんだなぁ。。最後の解説が丸谷才一その人っていうのも‥粋なはからいですね。
読了日:3月26日 著者:清水義範
ようこそ地球さん (新潮文庫)ようこそ地球さん (新潮文庫)感想
学生のころ、星新一さんはけっこう読んだけど‥この初期の作品集は未読でした。星さんらしいのは「弱点」とか「最後の事業」かな。最初期の作品ってことで興味深かったのは「セキストラ」と「小さな十字架」です。「蛍」とか「愛の鍵」みたいな優しい感じも素敵だし、「ずれ」みたいな笑えるのもあって楽しめました。最後の方の「処刑」と「殉教」がとくに印象に残ったかな‥哲学の域ですね、この頃から。宇宙がらみの話が多いのに(多いから?)意外と印象に残らなくて、やっぱり個人的には「小さな十字架」が好きです。
読了日:3月15日 著者:星新一
伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)感想
懐かしい気分に浸りたくなって、思わず‥20年近く前、毎週ビッグコミックスピリッツを楽しみにしていた日々が蘇ってきました、面白い。それにしても、自分が読んでいなかった最初期のころは、案外狙ってる感じの不条理系だったんだなぁー‥と、そんな吉田戦車さんにちょっとびっくり。本人にバレないようにシークレット◯◯を装着させることに生き甲斐を感じている彼女、Eテレ(当時はNHK教育か)が好きな強面の人達もいい感じ。ある意味吉田フィロソフィーですね、これは。
読了日:3月1日 著者:吉田戦車

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by caps2_kana604 | 2015-04-01 21:54 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2015年 03月 01日

2015年2月に読んだ本

2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1103ページ
ナイス数:40ナイス

これからはあるくのだ (文春文庫)これからはあるくのだ (文春文庫)感想
角田さんの作品を読んだことがないのに、いきなりエッセイから(笑)すごく面白くて、次が気になって仕方がない!とか、そういう類の著作ではないけれど、日常の中のちょっとした非日常とか、「そんな昔のそんな微妙な出来事とか感覚、よく覚えてるなぁ〜」みたいな話がちりばめられていて楽しい。文章のアタリもほどほどに優しく、適度に刺激的。いちばん最初の清志郎さんの話とか空き地の話、悪魔の家の話、何故か1人の時に遭遇してしまう壮絶な喧嘩の話がとても面白かった。
読了日:2月25日 著者:角田光代
つめたいよるに (新潮文庫)つめたいよるに (新潮文庫)感想
いちばん最初の「デューク」に、まずやられました‥センター試験の「国語Ⅰ」で出題されたらしいけど‥こんな切なくてクールで(しかもちょっとミステリアスな)話だと、受験生的には困ってしまうかも?! 好きだったのは「デューク」のほかに「僕はジャングルに住みたい」「草之丞の話」「鬼ばばあ」「子供たちの晩餐」「晴れた空の下で」かなぁ。江國さんは初めてですが、「藤島さんの来る日」のようなきわどい不倫の話を、何だかあっさりと、しかも飼い猫の視点から‥唸らされました。猫になって千春ちゃんを応援したくなりました(笑)
読了日:2月22日 著者:江國香織
神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)感想
自分が三重県出身・在住なので、言葉とか地名とかはすんなりと入ってきたけど‥「日本でも、山の奥地に行くとまだこんな所ってあるのかなぁ」というのが率直な感想。都会っ子の主人公が、ひょんなことから三重の山奥で林業に従事することとなり、最初は携帯の電波も届かない山奥に対する抵抗や嫌悪感がすごいんだけど、徐々に田舎の良さや仕事の面白さ・責任感みたいなところに目覚めていって、恋もあったり、スリルもあったり‥時の流れはまったりしつつも、軽快な文章で綴られる成長物語が気持ちよく、読了まであっという間でした。
読了日:2月15日 著者:三浦しをん
DIVE!!〈下〉 (角川文庫)DIVE!!〈下〉 (角川文庫)感想
上巻に続き、下巻も読了。主要登場人物3人‥知季と要一、飛沫の個性が余すところなくストーリー展開に反映されていて、最後まで終わりが読めない、本当に筋書きのないスポーツ中継を見ているような気持ちでした。 ラストも、いい意味で完結しているのに完結していないような‥その後の彼らの活躍を想像してニヤニヤ出来てしまいそうな感じで、余韻にひたれるのが良かったです。 本当に良いストーリーを読むと、映画化とかドラマ化はして欲しくないなぁ‥と、勝手な気持ちが強くなります。これはそんな作品でした。
読了日:2月5日 著者:森絵都

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by caps2_kana604 | 2015-03-01 15:08 | 読書 | Trackback | Comments(0)